こんにちは、ジーン(@btcgene3)です。
今回は、仮想通貨投資をやっている中で、ついついやってしまう5つのことを紹介します。やってしまうと大きな損に繋がる可能性があるため、特に初心者の方には読んで欲しいです。
また、ある程度慣れた方にとっては当たり前のことかもしれませんが、改めて投資スタイルを見直す機会としてご利用していただけますとありがたいです。
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1.チャット機能に振り回される
気を付けるべきチャット機能のワナ
CoinCheckやZaifなどの一部取引所に設けられているチャット機能のことです。実は、この機能はかなりの曲者です。
匿名という性質上、利用者は好き勝手な意見を言い合うケースが多いです。そのため、いわゆる『買い煽り』や『売り煽り』、はたまた根拠のない『○○円まで上がる説』が横行します。
通常時ならよいですが、高騰時や暴落時にチャットを見すぎると、正常な判断ができなくなります。特に暴落時での効果は絶大です。チャットを見て『狼狽売り』なんてことにならないように注意が必要です。
しかしながら、悪い点だけではありません。きっかけを作るチャンスではあります。2つ事例を挙げます。
新しいコインを知る
チャットを見ていて一番役に立つと思うのは、新しいコインについて知れることです。
かなり前ですが、CoinCheckのチャット機能にアメリカ人が乱入していて、「日本でネム(XEM)は人気があるのか?」と聞かれたことがありました。「イエス」と答えた後に、逆に「アメリカでは何が人気か?」と尋ねました。
答えは『アントシェアーズ(現在の「ネオ(NEO)』でした。
全然知らなかったのですが、このタイミングでネオを知ることができたのは、後に大きな利益を生み出しました。
仲間と出会えるかも?
CoinCheckのチャット機能から、テレグラムグループに誘われたことをきっかけに、仮想通貨仲間が出来たことは非常にありがたかったです。メンバーは全国に散らばっているので、全員ではありませんが、リアルでもご一緒させていただいています。
通常では絶対に接点がないようなメンバーも多く、仮想通貨の情報交換に留まらず、様々な勉強をさせてもらっています。
2.イナゴになる
イナゴは焼かれます
投資の世界では、注目が一気に集まって急激に値段が伸びている金融商品に手を出す人のことを、作物に群がるイナゴの群れに例えて、『イナゴ』と言います。
仮想通貨に関しては、株などに比べてボラティリティ(価格変動)が大きいため、『イナゴ』の発生が多いように思えます。高騰していると「今買わなきゃ損をする。。」という気持ちになってしまうため、『イナゴ』が大量発生してしまいます。
しなしながら、急激な値段の高騰には暴落がつきものです。うまく高騰の波に乗れて、大きな利益を得ることができる人がいる一方で、その陰にはそれ以上に大きな損をしている人がいます。
なるべく底で仕込む
仮想通貨投資に限らず、投資は「安く買って、高く売る」が基本です。しなしながら、底を読むことは素人には難しいことです。そのため、『底を打って、ある程度上がり始めたタイミング』を見計らう癖をつけることが重要です。このタイミングで購入出来れば、十分に利益を確保できます。
繰り返しますが、底を読むことはよほどの投資のプロでもない限り難しいです。『頭と尻尾はくれてやれ』で、大底や天辺を狙いすぎないことは大切です。
3.ガチホしすぎる
売れない症候群
仮想通貨の世界では、一旦買ったら売らずにホールドし続けることを『ガチホ』と言います。由来は「ガチでホールド」と言われていますが、定かではありません。
余談ですが、仮想通貨の世界では『HOLD』ではなく『HODL』という表現を使う方がいます。昔スペルを間違った人がいて、そのまま面白がって間違えたままの表現を使い続けているそうです。
話を元に戻します。少し前までの仮想通貨においては、『ガチホ』は最強でした。リップル(XRP)を1円以下で買っているような早期参入者にとっては今も『ガチホ』は最強かもしれません。しかしながら、これから新規で参入される方にとってはおそらくは違うでしょう。
適切な利益確保
2017年12月の仮想通貨市場の大高騰において、全売却して利益を確保できた人はどれだけいるでしょうか?おそらくは、そんなにはいないのではないかと思います。私自身も全部を売却はできなかったです。
この時、コインによってはわずか1か月で10倍以上に高騰しました。普通に考えたら、10倍なんてありえないような高騰です。何かおかしいぞと考えて、潔く全売却を検討すべきタイミングです。
新規参入の方は特に、分かっているようでなかなかできない『歓喜で売って悲鳴で買う』を意識して欲しいです。
4.いきなり大金を突っ込む
身の丈にあった投資額
『億り人』を夢見て、今までコツコツと貯金してきた資金を全て仮想通貨につぎ込んでやろうと考えている人もまだまだ多いのではないでしょうか?
仮想通貨はリターンが大きいので、場合によっては、すぐに『億り人』になれる方もいるのかもしれません。しかしながら、リスクも大きいです。逆に、大切な貯金を1日で半分にしてしまうかもしれません。
特に、仮想通貨は今まで何も投資をやってこなかった方が始めるケースも多いので、身の丈にあった投資額で始めることが大切です。
適切は投資額は?
個人の性格や経済状況によって大きく異なるとは思いますが、目安としては『1週間チャートを見ていなくても気にならない額』があります。
チャートが気になりすぎて、仕事や家庭をないがしろにしてしまっては、何のための投資なのか本末転倒になってしまいます。まずは、『忘れてしまえるくらいの額』から始めるとよいでしょう。
原資を回収する
とにかく、仮想通貨投資を始めて最初にすべきことは原資を回収することです。つまり、最初に投入した金額を引き出すことです。
具体的な例を言うと、最初に10万円から始めた場合、がんばって20万円まで増やして、そこから10万円を引き出してしまいます。その後は、利益の10万円だけで投資を行っていきます。
すでに、原資を抜いているので、どんな暴落がこようと怖くありません。気持ちが楽なので、かえって冷静に取引ができ、うまくいく可能性が上がります。
5.何も調べないで買う
人のせいにはできません
仮想通貨において多いのは、何も調べないで、「有名な○○さんが押しているし」とか「雑誌で特集されていたし」という理由でコインを買ってしまうことです。
何も調べずに買って、たまたま上手くいくこともあると思います。しかしながら、外れて損をしても誰も責任をとってはくれません。
ちゃんと調べる
仮想通貨の世界には、『DYOR』という言葉があります。『Do your own research』、つまり「自分で調べてください」と言うことです。
購入することを検討しているコインについては、自分でしっかりと調べて、自分なりに納得のいく理由がなければ購入しない方が良いかもしれません。
納得して購入した結果がダメでも、ちゃんと調べた結果であれば、「調べ方が悪かったのかな?」「次は違う方法を試してみよう」という形になり、次に繋がります。
まとめ
- チャット機能に振り回される
- イナゴになる
- ガチホしすぎる
- いきなり大金を突っ込む
- 何も調べないで買う
あなたはいくつ当てはまりましたか?
これらに注意しながら、大きな利益を目指して頑張っていきましょう。