今回は、Gmail(Googleアカウント)の2段階認証の設定方法について解説します。
仮想通貨取引所の登録メールアドレスに『Gmail』を使っている方も多いのではないでしょうか。
では、Gmailの2段階認証はちゃんと設定していますか?
Googleのソフトウエアエンジニアによれば、なんと約90%のGmailユーザーは2段階認証を設定していないそうです。
仮想通貨をやっている方は、日頃からセキュリティに気を配っている方が多いので、90%ということはないでしょうが、まだ多くの方がGmail(Googleアカウント)の2段階認証を設定していないみたいです。
取引所の2段階認証をせっかく設定していたとしても肝心のメールアドレスの2段階認証を設定していなければセキュリティは万全とは言えません。
聞いた話ですが、億単位の仮想通貨資産をハッキングされた方がいるそうです。さすがに億単位の資産なので、いろいろと調査をしたらしいのですが、「Gmailの2段階認証を設定していなかった」ことが理由だったようです。
大事な資産を守るために、今すぐにGmail(Googleアカウント)の2段階認証を設定することをおすすめします。
また、ご友人やご家族など周りの方がまだ設定していないようでしたら、是非教えてあげてください。
2段階認証の設定方法
まずは、Googleアカウントに移動してログインします。
『Googleへのログイン』をクリックします。
『2段階認証プロセス』をクリックします。
『開始』をクリックします。
パスワードを入力して、『次へ』をクリックします。
携帯番号を入力します。カントリーコードの「+81」をつけて、頭のゼロを抜いて入力します。
例:+81-90-1234-5678
コードの取得方法を『テキストメッセージ』にして、『次へ』をクリックします。
携帯のSMSに6桁のコードが送付されてきますので、『コードの入力』の部分に入力し、『次へ』をクリックします。
『オンにする』をクリックします。
これで2段階認証の設定は終了です。
ただ、Googleは設定した2段階認証が使えないケースなどを想定して、バックアップの2段階認証も設定することを推奨していますので合わせて紹介します。
バックアップの設定方法
先ほどと同様にGoogleアカウントにログインして、『Googleへのログイン』→『2段階認証プロセス』を選択します。
バックアップとして上のようないくつかの方法がありますが、今回はおすすめの3つの方法を紹介します。
バックアップコード
『設定』をクリックすると、8桁のコードが10個印刷できるページに移動します。
このページを印刷しておいて保管しておきます。
スマホが壊れた際などにもこのコードがあれば対応可能です。
- 各コードは1回しか使えません。
- 新たにコードを取得すると、古いコードは使えなくなります。
Googleからのメッセージ
パソコン等からログインする際に、あらかじめGoogleアプリをインストールしておいたスマートフォンを用いて認証する方法です。
珍しいやり方なので詳細に解説します。
1.スマホへのアプリのダウンロード
アプリをダウンロードした後にログインしておきます。
2.スマートフォンの追加
バックアップのメニューの中から『Googleからのメッセージ』の『スマートフォンを追加』をクリックします。
『開始』をクリックします。
『次へ』をクリックします。
この画面まで行ったら、スマートフォンを立ち上げ、『Googleアプリ』を起動します。
『はい』をタップすると『ログインが承認されました』と表示されます。
その後、『完了しました』の画面が表示されれば設定は完了です。
認証アプリシステム
取引所でおなじみの『Google Authenticator』を用いた認証も可能です。
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