こんにちは、ジーン(@btcgene3)です。
待ちに待ったSBIバーチャル・カレンシーズが2018年6月4日にいよいよ始動しました。
今回は、SBIバーチャル・カレンシーズを実際に使ってみて思うことや今後の展望なんかを考察してみます。
簡易書留のハガキは2回届きます
まず面白いなと思ったことは、他の取引所とは違い取引が開始されるまでにSBIバーチャル・カレンシーズから2回簡易書留のハガキが届きます。
1回目
住所確認のためだけのかなり簡易なハガキです。
2回目
開封すると『お客様番号』と『取引パスワード』が記載されています。2回目のハガキを受け取った後に取引ができます。
現時点の仕様
販売所のみ
残念ながら現時点では販売所のみになるようです。
肝心のスプレッドですが、この記事を書いている時点で売り67.4円、買い70.6円、その差3.2円となっていました。
売り買いの中央値69円からのかい離は1.6円、大体2.3%程度でした。
取扱仮想通貨
リップル(XRP)のみのスタートでしたが、2018年6月11日よりビットコインキャッシュ(BCH)の取引がスタートする予定です。
ビットコインキャッシュ(BCH)取扱い開始のお知らせ
SBIバーチャル・カレンシーズは6月11日(月曜日)より、 ビットコインキャッシュ(BCH)の取扱いを開始いたします。新たに取引が可能となる通貨ペア:
・BCH/JPYなお、ビットコイン(BTC)の取扱いにつきましては、開始まで今しばらくお待ちくださいますようお願い申しあげます。
今後とも、VCTRADEをよろしくお願いいたします。
仮想通貨の入出金
現時点では仮想通貨の入出金はできないようです。
日本円の入出金
現時点で、入金は住信SBIネット銀行のクイック入金のみのようです。
出金に関しては他の銀行も選択可能です。
思うこと
販売所である
取引所の開設を勝手に想像していたので、現時点では販売所のみである点は正直残念です。ただ、スプレッドが2%程度というの小さめな印象です。
スプレッドが小さいので大口の大量売買には向いているのではないでしょうか。ただ、一般投資家にとっては取引所の方がありがたいです。
ぜひ、取引所の早期オープンをよろしくお願いいたします。
株取引に近い感覚
取引パスワードが送られてくるところとかは、株口座を開設したような感覚です。
購入した仮想通貨を送金できないため、SBIバーチャル・カレンシーズ内で全てが完結するので、逆に株出身者なんかは抵抗が少なく始められるのかなとの印象です。
グループのメリットを発揮
現時点では入金は住信SBIネット銀行を使わないといけないわけですが、グループのメリットをしっかり発揮しています。今後更にグループのメリットを活かした戦略が組まれるはずなので楽しみです。
ジーンの考察
2017年5月後半の下げ相場で「早くSBI来てくれ」と何回も心の中で叫んでいたあの時から、早1年以上が経って、ようやくSBIバーチャル・カレンシーズが始動しました。
私が仮想通貨に参入したのは、「SBIが仮想通貨を始める」とのリリースを見たからです。私を含め株出身者は、やはり仮想通貨を怪しい存在として捉えがちです。
しかしながら、日本一のネット証券であるSBI証券を有するSBIグループの仮想通貨参戦は日本の仮想通貨界隈にとっては大きな転機になると考えています。
上の画像はSBI証券のトップ画面です。ここに『仮想通貨』の文字が表示されるのもそんなに遠い未来ではないと考えています。
また、住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金との連携も近いのではないかと考えています。そうなるとより気軽に仮想通貨の売買が可能になります。
SBIハイブリッド預金は、SBI証券と連携した円預金です。
SBIハイブリッド預金へ預入れたお金は、お客さまのSBI証券口座の買付余力に自動的に反映し、株式や投資信託、債券などの証券取引に利用できます。引用:住信SBIネット銀行
いずれにしても、SBIバーチャル・カレンシーズの一般向け口座登録が開始される2018年7月が仮想通貨市場の大きな転機だと思われます。
多くの株マネーが流入すれば面白い展開になるのではないでしょうか?